2024年10月29日
身売り寸前のApple、買収でRhapsody計画

私の記憶だと、このiMac前夜の頃のMacintoshって、こうなんか・・・日本だけで通用するマーケティングとかを強く行っていた記憶がある。
だって日本で売ってるソフトにFinderのアイコンと「漢字Talk7.5」って日本語で書いてますからね。今のmacOSだと「マックオーエス ソノマ 対応」とか、そんな感じですからね。

それだけマーケティングで各国ローカライズを意識していたAppleですが、これもジョブズが戻ってきて大きく変わる事になりました。

前回のcopland計画の話からたどると、中長期的な目標としてメモリ保護やプリエンタブルマルチタスク(今思ったがもしかしたらマイクロカーネルも考えていたのかも・・・)を実現するのにも結局長くかかるか、不可と言う事がわかったため、まずは実現できそうなものからMac OS8へ搭載と言う事になった。(一部MacOS7.6時代にも実装かと思われるし、メモリ保護は恐らくToolBoxの仕組み的に無理なのではないか・・・)

が、同時に独自開発をあきらめてAppleは96年にNeXT社を買収し、OPENSTEPのOSをベースにMacOSの未来を託す事になったのである。
そもそもNeXT自体、ワークステーションとして高性能なハード、丈夫なOS、美しい筐体をベースに開発されたわけであって、まぁジョブズのやりたい事とハイエンドユーザーの要望が合致したのであろうか。

この時のベースシステムとなったMachもBSDをベースにしたことから非常にいい仕上がりになっており、MacOSXがリリースされるとDarwinと言う名前が付く。進化論か・・・今考えると面白い。

さて、Rhapsodyだ。
こいつはMacOSとOPENSTEPを足して2で割ったような見かけをしており、確かにアップルメニューもある、けどもうFinderじゃない。

ファイルマネージャ、なのだ。
そしてMacOSXの初期、PBや10.0あたりで見えるウインドウ上部のメニューも酷似(酷似と言うかそもそもこれがベースだよね)
カラム表示も健在。これNeXTからなのかと感心しました。

見た目はMac、中身はNeXTSTEP、OPENSTEPと言う移行過渡期!次世代の始まり!新世界への夜明け!これがRhapsodyであったと思います。

OPENSTEPの最後の完成形となったのではと思います。
ええ。MacOSの名前は、無かったものですからね。

なおこの後MacOSX Server1.0なるものがRhapsodyベースでリリースされることになります。

このOSXserver1.0なるもの、99年にリリースされるにあたってジョブズが何十台かのiMacをNetBookさせるためにデモを行ったんですが見事に全台起動。あのビデオを某地方自治体の博物館でインターネットを使ってみた320×240ピクセルの動画でとても興奮したのを覚えています。(小学生でした・・・)


MacOSXServer1.0からPB(PublicBeta)までの話はまた後程。BlueBox、YellowBoxの話も。

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